2022年度最新版!上級ウェブ解析士合格のための勉強方法・難易度を徹底解説

2022年度最新版!上級ウェブ解析士に合格するまでの勉強方法・難易度すべて

今回は上級ウェブ解析士に合格するまでの勉強方法や難易度を徹底的に解説していきます!

私は2022年7月初旬に申し込みをし、8月中旬に上級ウェブ解析士に合格しました。

3週間でウェブ解析士に合格した後、勢いで上級ウェブ解析士にも挑戦することにしました。

しかし完全に業界未経験者だったため他の人と比べて理解するのに時間がかかることも多く、

泣き言を言いながら課題をやっていたことが思い出されます(⌒-⌒; )笑

勉強方法の他に、大変だったことや良かったことも書きましたのでぜひ参考にしてみてください^^

目次

この記事はこんな人に向けて書きました

  • これから上級ウェブ解析士を受験するので対策したい
  • 上級ウェブ解析士の受験を検討しているので体験談を知りたい
  • 自分にとって必要なのか(受験のメリットがあるのか)どうかを知りたい
  • 受講中で課題に躓いているので助けてほしい

上級ウェブ解析士とは?

そもそも上級ウェブ解析士とはどんな資格なのでしょうか?

ウェブ解析士との違い

上級ウェブ解析士という資格は、ウェブ解析士協会が主催する資格でウェブコンサルティングができるようになることを目的として作られました。

上級ウェブ解析士は、3段階に分かれているうちの2段階目の資格になります。

  • ウェブ解析士
  • 上級ウェブ解析士
  • ウェブ解析士マスター

受験するためにはまずウェブ解析士に合格している必要があります。

ここでは、ウェブ解析士と上級ウェブ解析士の簡単な比較をしていきます。

ウェブ解析士上級ウェブ解析士
問題形式4択の選択問題レポート提出
学習時間約1ヶ月約1〜1.5ヶ月
受験料¥17,600(税込)¥88,000(税込)
必須講座の有無 なしあり
学習の形式 テキスト・問題集 全てオンライン
受験の要件特になしウェブ解析士に合格していること
目的ウェブ解析・マーケティングの
用語理解・知識習得
実践経験による
コンサルティングスキル習得

どんな人が受験しているのか?

では、上級ウェブ解析士はどんな人が受験しているのでしょうか。

私の場合たまたま申込した講座が同じだった3人で受験したのですが、一人はWebディレクターをしている若い女性、もう一人は広告運用をしているベテランの女性でした。

そして完全未経験者の私…(^◇^;)もうスタートラインから置いて行かれたように感じましたが、

講師の方によると、未経験者で受験している人も一定数いらっしゃるとのことです。

他に職場で勧められて受験した方や、コンサルティングができるようになりたくて受験した方など、

メインはWeb関係の人が多いようですが、様々な人が受験しているようです。

上級ウェブ解析士の詳細概要

ここでは、詳細の概要について解説します。

受験の流れ

受験の流れは下記の通りとなります。

まず講座の申し込みを済ませたら、ライブ授業の前に早速課題を終わらせる必要があります。

特に未経験者の方は用語や考え方にあまり慣れていない場合が多いため、

2週間程度は時間に余裕を持っておくことをお勧めします。

筆者は1週間しか余裕がなくて、初っ端から焦っていました。
半泣きになりながらやっとの思いで終わらせました(笑)

事前課題が終わったら演習課題前半をやり、あっという間にライブ授業の1回目の日がやってきます。

そこでは事前課題の発表とフィードバックの時間がメインとなっていて、

他の受講者の内容も見ることができるためとても勉強になります。

そして修正点なども教えてもらい、次のライブ授業までに事前課題の修正したものと中間課題を提出します。

さらに後半の演習課題を行いますが、とてもやることが多くなるので踏ん張りどころです。

そして2回目のライブ授業の日は中間課題の発表とフィードバック、修了レポートについての話がメインになります。

最後の修了レポートはデータ抽出から仮説、検証、課題の発見、改善提案までを丁寧に行なっていきます。

正直気の遠くなるような作業ですが、この過程を通して仮説を立てる力や課題を見つけて改善提案する考え方を身につけられるのがいいところだと思います。

最後の修了テストは60分で60問の4択問題で、正答率70%で合格となります。

このテストはウェブ解析士と違って何度も受け直すことができるので早めに受験して合格しておく方が得策です。

そして終わったら講師に採点をしてもらって合格証の発行となります。

受験のための要件

上級ウェブ解析士を受験するためには、ウェブ解析士に合格していることが必須条件になります。

勤めている業界や経験・スキルは一切問われませんが、まずウェブ解析士に合格することが必要です。

ウェブ解析士について詳しく知りたい方は未経験者が独学3週間でウェブ解析士に合格する方法【体験談】もご参照ください。

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受験のためにかかる費用

上級ウェブ解析士を受験するためには、税込で¥88,000かかります。

ウェブ解析士と違って試験を受けて終了ではなく、2回あるライブ授業に出席する必要があり、

この金額には以下の項目が含まれています。

  • ライブ授業2回分
  • 演習課題
  • 修了テスト受験代
  • レポート添削代 など

ライブ授業ではウェブコンサルティングに関する知識をたくさん教えてもらえるので、

金額だけ見ると高いな〜!と思ってしまいますが、内容は非常に充実していると思います。

また講師によっても教えてくれる内容や深さがかなり違ってくるようです。

情報は少ないですが、スケジュールと合わせてよく確認してから受講することをお勧めします。

もし点数が足りず不合格になった場合は、追加で下記の費用がかかります。

  • 事前課題・中間課題 : 11,000円(税込)
  • 修了レポート : 11,000円(税込)

不合格にならないように頑張りましょう!

必要なもの

必要なものは、ウェブ解析士の時に勉強したテキストと問題集があれば十分対応できます。

たまにパラパラと見返して復習する時があるため、手元にあった方が便利です。

他には上級ウェブ解析士のためだけに作られたテキストや問題集はありませんので

やる気と最後まで諦めない決心だけ忘れずに、取り組んでいきましょう!

合格までにかかる時間

上級ウェブ解析士に合格するまでには1〜1.5ヶ月かかります。

やるべき課題が非常に多いため、難しくて勉強に時間がかかるというよりかはとにかく量が多すぎて時間がかかるといった感じです。

一緒に受講した人によると、仕事をしながらになった場合は仕事後に毎日2〜3時間はこの上級ウェブ解析士のために時間を使ったと仰っていました。

兎にも角にも時間が必要ということですね!

申込方法

上級ウェブ解析士に申し込みをするためには、ウェブ解析士協会の公式ホームページから申込を行う必要があります。

合格のためには必須となっている認定講座を受講しなければならないので、

まずその講座のスケジュールを確認して申込を行います。

最新の上級ウェブ解析士認定講座を確認してみる

受講・受験方法

講座の受講方法は、全てオンラインでのやり取りになります。

全部で2回ある認定講座も、レポートの提出も、修了テストの受験も全てオンラインとなります。

全てzoomで行われるので、インストールしていない方は準備しておいた方が良いでしょう。

合格発表

合格発表は講師が定めた全レポートの最終締切日から約1〜2週間後にメールで認定証が送られてきます。

事前課題・中間課題・修了レポートの全てをとにかく早く終わらせることがポイントですが、

どんなに早く終わらせても最終締め切りの1〜2週間後となるようです。

私の場合は7月初旬に申し込み、8月初旬までに全てを終わらせたのに対して、

認定証が届いたのは8月中旬でした。

難易度・合格率について

上級ウェブ解析士の難易度はそこまで高くないです。

全てのレポートで一貫してロジックを通すことが重要なのでそちらの面では非常に頭を使いますが、

数字を見て仮説を立てる→課題を明確にする→改善提案を考えるという流れで考えるため

やっていること自体はそこまで難しくないです。

また合格率も約80%程度となっており、ウェブ解析士よりも高いです。

講師の方によると、不合格になる理由のほとんどが課題を終わらせることができずに挫折したことだそうです。

大変でもとにかく最後までやり通せば間違いないく合格できます。

合格基準について

合格するためには下記の条件をクリアする必要があります。

  • 講座各章のテキスト閲覧を完了し、提示された課題を提出・合格していること。
  • 2回のオンラインライブ授業または会場講座に参加していること。
  • 修了テストに合格していること。
  • 事前課題・中間課題・修了レポートを期限までに提出し、合格点140点以上を取得すること。

各課題の点数配分は下記の通りです。

満点合格点
事前課題 50点 35点以上
中間課題 50点 35点以上
修了レポート 100点 70点以上

資格維持について

上級ウェブ解析士の資格を維持するためには毎年行われるフォローアップテストに合格する必要があります。

Web業界はとにかく変化が早いため、資格の内容も毎年少しずつ変わっているのです。

また年会費¥6,600が必要となります。

さらに詳しく知りたい方は、ウェブ解析士協会公式ホームページをご確認ください。

上級ウェブ解析士の課題と授業について

ここまで全体の流れと概要を説明してきましたが、実際気になるのは課題の内容だと思います。

何度も書きたいですが、とにかく上級ウェブ解析士の課題はとても分量が多くて時間が必要です。

課題と授業の流れを時系列ごとに書いていきます。

事前課題

上級ウェブ解析士認定講座に申し込みが完了したら、1回目のライブ授業の前に課題をいくつかやらなければなりません。

そのうちの一つがこの事前課題です。

下記の内容をそれぞれスライドにまとめ、提出します。

  1. 外部環境分析課題
    • 5 Forces分析
  2. 内部環境分析課題
    • クロスSWOT分析
  3. ユーザー分析課題
    • NPS(Net Promoter Score)
    • ペルソナ
    • カスタマージャーニーマップ
  4. ロジックツリー課題
    • ロジックツリー(売上20%UP)

スライドは表紙も含めて全部で7ページになります。

課題に関する説明や見本が提示されているので、それを見ながら自分で考えます。

事前課題はかなり時間がかかるため、申込をするときは2週間以上先の講座に申し込むことを強くお勧めします。

演習課題(前半)

事前課題が終わったら、演習課題に取り組みます。

こちらは合否の点数には直接関係ないものの、提出しなければ次に進むことができないので必須となります。

全ての演習課題に対して、自分の課題を提出+他の人の課題を見て2件以上コメントすることが必要条件となっています。

ちなみに課題のフォーマットは指定がある場合だけ表示されるので
特になければ最初から自分で作成する必要があります。

第1部 第1章 上級ウェブ解析士とは

コンサルティングを行う上で必要な戦略的な話や全体像の見方などを学びます。
上級ウェブ解析士としての心構えなどが書かれています。

第1部 第2章 MELSA戦略立案

  1. メディアサイトの戦略立案
  2. イーコマースの戦略立案
  3. リードジェネレーションサイトの戦略立案
  4. サポートサイトの戦略立案
  5. アクティブユーザーモデルの戦略立案

第1部 第3章 KPIと指標の設計

  1. 顧客軸の指標の設計
  2. 競合軸の指標の設計
  3. 自社軸の指標の設計
  4. 組織軸の指標の設計
  5. 高度なウェブ解析の設計

第1部 第4章 その他の戦略立案

  1. 選択(A)ブルーオーシャン戦略
  2. 選択(B)SEO施策の計画立案
  3. 選択(C)サイト集客マップ

※ここでは選択問題になるので、好きなものを選んで取り組みます。
私はSEOを勉強していましたが、やりやすそうだからという理由で
ブルーオーシャン戦略を選択しました。課題の選択にも戦略が大切です。

ライブ授業1回目

ここでようやく講師の方と対面します。

ライブ授業では、事前課題の発表とフィードバックがメインになります。

「実際にウェブ解析士協会にコンサルタントを行なっている」という前提で行うので

講師の方をウェブ解析士協会のクライアントと見立てて事前課題の発表を行います。

この場面は一緒に受けている受講生も聞いているのでなかなかの緊張感がありますが

講師の方は優しくてしっかりと聞いてくださるので落ち着いて発表しましょう。

そしてその内容をもとにフィードバックをもらい、修正点を明らかにします。

最後に講師の方から中間課題の説明を受けて終了となります。

全体でかかる時間は講師にもよりますが、2〜5時間の範囲で行われます。

集中して頭を使うため、予定は余裕を持って空けておいた方がいいでしょう。

中間課題

中間課題の提出物は下記の通りです。

  1. ウェブマーケティング計画書
  2. KPI設定シート
  3. 解析設計指示書(下記から1つ選択)
    ①Googleタグマネージャー解析設計指示書
    ②Googleオプティマイズ解析設計指示書
    ③Googleサーベイ解析設計指示書

中間課題の提出期限は、事前課題の提出期限の2週間後です。

それまでに中間課題と演習課題の後半を終わらせておく必要があります。

事前課題の修正も同じ期限内に行わなければならないため、意外とスケジュールがカツカツです。

選択課題は、私の場合Googleタグマネージャー解析設計指示書を選択しました。

講師の方がGoogleタグマネージャーの使い方講座を別途開いてくださり、

使い方を教えてもらえたので非常に助かりました。

どの課題もなかなか難しいですが、これならできそう!と思うものを選択しましょう。

演習課題(後半)

演習課題の後半は、下記の通りです。

こちらも前半同様に自分の分を提出したら他の人の課題を見て二件以上コメントする必要があります。

システムの都合上、自分の分を提出してから他の人にコメントできるようになるまで30分かかるため、

自分が投稿したついでにコメントを残すことが難しく、地味に時間がかかります。

こちらも計画的かつ戦略的に行うことをおすすめします。

第2部 第5章 全体傾向の解析

  1. 全体傾向の解析方法
  2. コンバージョンの解析
  3. ユーザーの解析
    選択(A)ユーザー全体の把握時系列分析
    選択(B)組織名解析
    選択(C)ミクロ解析による把握
    ※(A)〜(C)のどれかひとつを選択します。

第2部 第6章 リファラーの解析

  1. 広告の解析
  2. ノーリファラーの解析
  3. オーガニックサーチの解析
  4. SNSの解析
  5. その他リファラーの解析

第2部 第7章 コンテンツの解析

  1. コンテンツ全体の解析
  2. サイト内検索エンジンの解析
  3. ランディングページの解析
  4. 回遊ページの解析
  5. フォームページの解析

第2部 第8章 レポートの作成

  1. タイムスケジュールの設計
  2. レポートの設計

演習課題の後半は段々と慣れてくるので前半よりもスムーズにできます。

特に、6章のリファラーの解析以降はかなり早く進められます。

修了テスト

修了テストは、60分間で20問の問題を解きます。

70点以上で合格となり、合格するまで何度でも受験することができます。

毎回違う問題が出されるので、できることなら1発で合格したいところですね^^;

ここまで来れば勝ったも同然、と言いたいところですが
最後に修了レポートというラスボスが待ち受けています。。

修了レポート

修了レポートが最大の難関と言っても過言ではありませんが、

実はこれまでにやった事前課題と中間課題のスライドをそのまま使えるページもあるため

そこまで気負う必要はありません。

修了レポートの内容は下記の通りとなります。

  1. 表紙
  2. 目次
  3. 事前課題の事業分析
  4. 事前課題のクロスSWOT分析
  5. 事前課題のNPS
  6. 事前課題のペルソナ
  7. 3ヶ月全体レポート
  8. 中間課題のKPI設定シート
  9. カスタマー別月間推移
  10. 事前課題のロジックツリー
  11. ウェブマーケティング改善提案
  12. ウェブマーケティング解析提案
  13. マーケティング解析
  14. アクセス解析1
  15. アクセス解析2

線を引いたものは既に作成済みのデータを使うためそこまで時間はかかりません。

しかし、全体を通してロジックを通すことがかなり重要になってくるため

そのために細かい修正を重ねる場合があります。

修了レポートのために事前課題・中間課題を修正した場合は全て再提出になるので少し手間がかかるかもしれません。

また修了レポートの中でも特に重いと感じたのは9番目のカスタマー別月間推移です。

これは中間課題で作成したKPI設定シートを使ってユーザーごとに指標とディメンションを設定し解析を行うもので、

仮説を立てて課題を発見し改善提案まで行うため非常に時間がかかります。

事前課題からロジックを通す必要があるので、内容を合わせるのにも地味に時間がかかりました。

修了レポートまで提出すればあとは講師の添削を待って修正するのみです。

修正内容のボリュームにもよりますが、正直ここまで来ればなんとかなります。

上級ウェブ解析士を受験してみた体験談

上級ウェブ解析士を受験して、難しかったというよりかは大変だったというのが正直なところです。

事前課題7ページ、中間課題3つ、修了レポート16ページ以上をそれぞれ約2週間以内に仕上げ、

7割以上の得点を取らなければならないので気持ちも焦りました。

最初に書いた通り、業界経験もなければ実力も実績もなかったので泣き言を言いながらやっていました。

しかし、期限内であれば何度でも提出が可能で講師の方にも質問し放題なので

それをうまく利用することが合格のコツであると感じます。

また受講生同士で繋がってお互いを励まし合ったりしていたので、一緒に頑張る人を見つけることも

大事な要素であると思います。

上級ウェブ解析士は一筋縄には行かないですが、最後まで諦めずに行えば講師の方も応えてくださいます。

とにかく諦めないことが大切です!

上級ウェブ解析士に余裕を持って合格するためのポイント

ここまで上級ウェブ解析士の全容を解説してきましたが、とにかく時間が必要だということを繰り返しお伝えしてきました。

では余裕を持って合格するためにはどんなことに気をつけて取り組めば良いのでしょうか?

筆者の体験をもとに解説します。

とにかく早く課題を提出する

事前課題・中間課題・修了レポートの全てにおいて、期限が来るのを待たずに早く仕上げて提出することです。

提出して修正点がある場合は、講師の方がメールでフィードバックをくださるので

それを反映させながら徐々に完成度を上げていきます。

そのために講師の方とのコミュニケーションも大事になってくると思います。

ライブ授業でたくさん質問するとメールでもやりとりがしやすいのでおすすめです。

とにかく最初の時点では60%くらいの完成度で大丈夫ですので早く提出することを心がけましょう。

提出期限は必ず守る

最初の項目と繋がってきますが、提出期限を守らなければレポートの内容が良くても1発で不合格になってしまいます。

早めに提出したほうが、講師の方も余裕を持ってチェックできるので完成度が高まります。

講師の方が指定した日時は必ず守って提出しましょう。

ライブ授業は全集中する

ライブ授業はとにかく収穫が多いです。

自分の提出した課題のフィードバックをもらえるのはもちろんのこと、

講師の方がコンサルティングや課題についての重要ポイント話してくださったり、

他の受講生の発表を聞けたりするので勉強になることがたくさんあります。

ここはぜひ今後の自分のためにも全集中して取り組みましょう。

要領良くメリハリをつける

最初から最後までとにかく課題尽くしなので、全部全力でやらないと!と思ったりしてしまうのですが

そのようにやっていると後半戦は気力がバテてしまいます。

そうならないためにも力の入れどころを見定めて、要領良くやりましょう。

特に演習課題は終わらせないと進めないものの、得点には関係ないので少し楽な気持ちで取り組むのがいいと思います。

内容を充実させることも重要ですが「まず終わらせること」を優先させましょう。

最初から最後までロジックを通す

事前課題〜中間課題〜修了レポートまで一貫してウェブ解析士協会に対するコンサルティングになっているので

話のロジックが通っていないと説得力に欠けてしまいます。

そのため最初から最後まで一貫した主張を持って、結論付けるようにしましょう。

ロジックが通っていると内容は普通のことでも納得感を持って説明することができます。

上級ウェブ解析士のメリット・デメリット

最後に、上級ウェブ解析士のメリット・デメリットについても触れておきたいと思います。

メリット

ウェブコンサルティングについて体系的に理解できる

初心者でもウェブコンサルティングについてここまで詳しく勉強できる資格は他にないです。

将来的にコンサルティングをやってみたい人にとっては最初の取っ掛かりとしては

かなり充実した内容になっていると思います。

職場の上司やクライアントに提案できるレベルで提案書を作成するため、

この上級ウェブ解析士を通して得た経験や学んだ知識は必ず自分自身の力になるはずです。

肩書きになる

未経験でWeb業界に飛び込もうとしている人は、まだ実績がないため採用側からすると

どれくらいの実力を持った人なのかが非常に分かりにくいです。

しかし上級ウェブ解析士を持っていることによってある程度の箔がつくので

転職先やクライアントから見てもそれくらいの実力がある人として判断されます。

同じ実力の人がいたら、資格がない人よりある人が採用されると思います。

自信になる

正直、ウェブ解析士を取っただけでは全く自信にならず、これだけでは仕事はできないと思いました。

しかし上級ウェブ解析士は実務に直結する内容で実際にコンサルティングも行うので

その経験や考え方が身についたというだけでも自信になります。

さらに大変な課題を自分でマネジメントしてやり遂げたということも大きな自信になります。

アクセス解析を通して課題を発見し改善提案ができるというだけでも、大きな実力になっていると思います。

デメリット

とにかく時間がかかる!

何度も繰り返していますが、本当に時間がかかります。

始めたら最低でも1ヶ月くらいは課題に追われる毎日が続きます。

仕事をしながら取ることを検討している方は、かなりハードモードになることを覚悟しましょう。

しかし逆に捉えれば、タイムマネジメントスキルが身につくのも間違いないです。

すでに活躍している人にとっては不要

上級ウェブ解析士の資格がなくても実績があって実力もある場合はアピールする内容も大きく異なるはずです。

そのような人はもはや取らなくても十分やっていけますので取らなくていいと思います。

未経験者にとっては、実務面でもアピール面でも役に立ちますので取ることをおすすめします。

資格があるからといって年収が上がるわけではない

上級ウェブ解析士は国家資格ではないため、取ったからといって年収が上がったり

社会的な立場が変わったりすることはほぼないです。

大変さと受験費用や維持費と結果が釣り合わない!という意見を見たこともありますが

確かにその通りだと思います。

受験のメリットの方が大きいと判断した時に受験するのがいいと思います。

まとめ

ここまで長くなってしまいましたが、一番お伝えしたいことを下記にまとめていきます。

業界未経験なら取得するべき

業界経験者で実力も実績もあるならともかく、未経験でこれからWeb業界に入ろうとしている方には

受験することを強くおすすめします。

コンサルティングはやるつもりがなかったとしても、マーケティング的な考え方が身につくので

ビジネスを考える視座が高くなって考えるのが楽しくなります。

また肩書きになってくれるので何も資格を持っていない人よりもアピールすることができます。

これからWeb業界はもっと大きくなり人も集まってくるので、データを使ってコンサルティングして

課題解決に導くことができる人材がいれば非常に重宝されるでしょう。

とって損することはないので、ぜひ積極的に挑戦してみましょう!

時間がかかるので余裕のある時に受験しよう

少なくとも1ヶ月くらいは課題に追われる毎日になるので、仕事をされている人は繁忙期を避けるなど

時間に余裕のある時に受験することをおすすめします。

私の場合、仕事を辞めていたので比較的早い段階で課題も終わり、

スケジュールも余裕を持って合格できましたが仕事をしながらやっていた人は本当に大変そうでした。

土日しか時間がない場合だと2日では終わらない量なので、できれば平日も時間が取れるように

工夫しておく必要があると思います。

2022年度最新版!上級ウェブ解析士に合格するまでの勉強方法・難易度すべて

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この記事を書いた人

SEOに特化したWebマーケター。GAIQ、上級ウェブ解析士取得。26歳で会社を辞め、フリーランスの道へ。休みの日は主にソフトボールなどをして身体を動かしている。趣味はピアノ、読書、筋トレなど。お客様に寄り添ってご提案させていただきます!

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