私はWeb業界未経験者で、休職を機にマーケティングの勉強を独学で始めるようになりました。
初めはPV=プロモーションビデオ?と思うくらい何も知りませんでした(笑)
勉強を始めて1か月くらい経った頃にウェブ解析士を取ることを決め、
大体3週間くらいで合格することができました。
今回は合格するまでにかかった時間や勉強方法、試験の内容についてまとめました。
この記事はこんな人に向けて書きました
- ウェブ解析士の取得を目指している人
- 業界未経験者で独学で取得しようとしている人
- 勉強方法やかかった時間を知りたい人
ウェブ解析士とは?
ウェブ解析士は、ウェブ解析の為に必要な能力や知識を身に着けることが出来る資格です。
試験は60分間で60問出題され、合格率は約50%前後で推移しています。
未経験者でもテキストと問題集を使って勉強すれば誰でも取得できます。
ウェブ解析士とは
アクセス解析をはじめとしたウェブ解析データを活用し、デジタルマーケティングを通して事業の成果を導く人材、それがウェブ解析士です。
ウェブ解析士協会より
ウェブ解析士は、ウェブ解析スキルを身につけ、データを読み取り、正しい判断ができるスキルを習得することを目標としています。
はじめに準備するもの
- ウェブ解析士認定試験公式テキスト
試験を受けるにあたり必須です。
網羅的に情報が載っているので今後Webマーケティングを行う上でも役に立ちます。 - ウェブ解析士認定試験公式問題集
こちらも必須となります。買わなくても試験は受けられますが、
問題集を使って対策した方が最短ルートで合格できます。 - ノートとペン
問題を解くときや計算するときに使います。
私はiPadのノートアプリを使っていました。
記録に残るので間違えた箇所を確認するときも役に立ちます。
具体的な勉強方法
具体的な勉強の流れは、以下の通りです。
- 公式テキストを1章ずつ読む
- 読んだ章の公式問題集を解いて答え合わせをする
- 間違えたところを確認し、該当箇所をテキストで読み込んで理解する
- 解いたもう一度解き直す
- 次の章に進み、上記1~4を8章まで繰り返す
- 1問40秒以内に解き、正答率が100%になるまで繰り返す
順番に見て行きます!
1、公式テキストを1章ずつ読む
公式テキストはA4サイズで450ページくらいあってかなり分厚いです。
章にもよりますが、1章あたり大体40~80ページあります。
最初から通読すると最初の内容を忘れてしまうので、1章ずつ読んでいきます。
また最初の1回は熟読よりも流し読みをおすすめします。
1回読んだだけでは理解できない部分が多く、
問題を解きながら理解を深めて行った方が定着率が良いためです。
2、読んだ章の問題を解いて答え合わせをする
テキストを読んだら該当箇所の問題を解きます。
1章あたり30問あります。
最初は時間を気にせずに解いていきます。
計算問題がある章はノートに計算式を書いておくと後で復習しやすいです。
3、間違えたところを確認し、該当箇所をテキストで読み込んで理解する
実はこれが一番骨が折れます(笑)
問題には全てテキストの該当箇所が書いてあるので
それを参考にして1問ずつ確認していきます。
間違えていなくても自信がないところについてもすべて確認していきます。
ただ闇雲に答えを覚えるのではなく、
理解重視で「なぜその答えになるのか?」を完全に理解できたら次の章に進みます。
4、解いたもう一度解き直す
問題集を解き、答え合わせと確認まで終えたら同じ箇所をもう一度解き直します。
3の理解がよく出来ていれば1回目よりだいぶ楽に解けると思います。
もしここで間違えていたらまた問題集の解説とテキストを読み理解を深めます。
5、次の章に進み、上記1~4を8章まで繰り返す
全部で8章あるので、1~4を繰り返しながら8章まで進みます。
最初の1周が一番大変で時間がかかりますが
だんだん理解が深まって正答率も上がってくるのでそれを確かめながら進みましょう。
6、1問40秒以内に解き、正答率が100%になるまで繰り返す
本番の試験は60分で60問出題されるので、回答にはある程度のスピードが求められます。
正答率70%以上で合格ですが、問題集にない問題や少しひねった問題が出るため
少なくとも問題集は完璧にしておくことを強くおすすめします。
ちなみに私は全部で問題集を5周しました。
危なげなく100%取れるようになるまで繰り返しました。
試験問題について
本番の試験は60分で60問を解きます。
ネットでの回答が可能なので、指定された期間内に受験すれば場所を選ばずに受験できます。
実際に試験問題はほとんど問題集からほとんど出るのではないかと思っていたのですが
予想とは違って様々な問題を解くことになりました。
計算問題がたくさん出るかと思って構えていたのですが、5問もありませんでした。
問題集をひねった問題や、入っていない問題が思ったより多かったので
やはり問題集を完璧に仕上げておくことが良い対策になると感じました。
特に未経験者の場合は体系的な知識もないので問題集をやり込むことは必須だと思います。
レポート課題について
ウェブ解析士を取得するためには、試験問題を解いた後レポートを提出する必要があります。
このレポートを書いて合格点をもらって初めてウェブ解析士の資格認定となります。
レポート免除になるGoogleアナリティクスの講座も用意されているので
どうしても1発で受かりたい方はそちらを使うのも立派な選択だと思います。
しかし私はレポート作成でも理解を深めたいと思ったのと、
講座が¥33,000で高すぎると思ったのでレポートを提出して真っ向勝負に出ました。
内容はGoogleアナリティクスを見ながら
Excelで数枚のシートに考察を書いていくというものです。
公式HPにわかりやすく解説が書いてあるので、そちらを参考にしながら書きました。
見本を丸写しせず、自分なりの考えをまとめた上で
ロジックが通っていれば合格になると思います。
詳しくは、2022年版 ウェブ解析士修了レポートの書き方をご参照ください。
合格までにかかった時間
合格までに大体80時間くらいは勉強したのではないかと思います。
ほぼ毎日、平均3~5時間くらいは勉強していました。
期間は6月の第2週に勉強を始め、月末までに合格したのでちょうど3週間でした。
問題を解いて確認して理解するという地道な繰り返しですが、
毎日少しずつでも進めていくことが大事です。
まとめ
私は公式テキストを最初に手にした時、分厚すぎて衝撃を受けました。
電子版と紙の両方が用意されているのですが、
450ページをiPadで読んだら目が痛くなってしまうと思ったので紙にしたものの
これを全部やるのか~と思うと気が遠くなりました。
しかし1章進めるごとに残りが薄くなっていくテキストを見ると頑張れました。
勉強は大変ですが、初心者でもコツコツやれば必ず合格できますので
諦めずに最後まで取り組んでください。
応援しています^^
なお、ウェブ解析士の一つ上のランクに上級ウェブ解析士というのがあります。
気になる方は、下記よりご覧になってください。